
子供の学校の都合で春まで引き越しせずにその間数回、昼の間に不要なものから少しずつ運びました。或る時行きますと我家の水が出ない時が有りましたが、住めば解決すると気にもせず飲み水だけは持参していました。
春になり移転する事になりましたので事前に準備に行き各コックを開けますと、水道は出ましたが屋外の湯沸し器から水が吹き出てきました。早々に建築業者に手配して修理して頂きましたが、どうも湯沸し器の水抜きが出来ていないので水が凍り、弁の鉄板が丸く膨れてそこから水が吹き出していました。後で聞いたのですがこの辺りは良くある事だそうです。人の力では作れないような鉄の板の美しい膨らみに自然の力に驚きです。
建築業者とは引継が終って居る事から管理責任は私に有ると言う事でした。お陰で1度も使わない新品の湯沸し器の修理に思わぬ出費に成りました。お金を払い手続きし建物引き継ぐ印を押すまでの業者の姿勢と、引き継いだ後の言動の違いは人が変った様です。
取説に書いてあると言う事ですが、これも経験した者でないと判らない厳しい現実です。
冬の温度は奈良盆地でマイナスの時はよくあります。「寒いですねー、氷が張りましたよ」と朝の挨拶がされるような時は大和高原では−5〜6度には冷え込んでいます。庭の地面は土が5 . 6センチは霜柱が立ち、歩く度にバリバリ音がします。
これも家庭菜園をしようと畑作りして気が付いたのですが、この霜柱が出きる度に畑の土を細かく細かく砕いて行きます。土か岩かの中間のような固い塊の土も、砂のように変化していきます。寒い事が悪い事でなく自然が大きな役目をしてくれます。
部屋を暖房せずにコタツだけで寝ていますとこんな日の朝は、部屋のガラスの内側が凍りが付いています。分厚いガラスに代わってしまっていました。
以前はこの地域でも農家は冬に凍り豆腐を造られていたそうです。現在の呼び名は一般には凍り豆腐とか、高野山でも造られていたので?高野豆腐と呼ばれていますが、この辺りも以前は高野山並の温度だった様です。村の人の話では今以上に寒く冬の間は雪が解けずに積もっていたそうですが、今は冬でも数回雪景色が見られる位です地球が暖かくなりこの辺りも、今では自然の気候を利用しての凍り豆腐を製造する所は有りません。
この地で特に気を付けないといけないのは秋まで元気な部屋で青々としている熱帯植物ですが、我が家では年を越したものは余りありません。居間に置いておけば良いと思いますがその植物の最低温度、たとえば常時15度以上とかに保てれば良いでしょうが普通は難しいです。旅行とかで家を数日空けると暖房しない夜が有りますからそんな時は流し場の蛇口も凍ります。でもお湯を掛ければ出てきますから配管工事の折にそれなりの準備をして置けば大丈夫な様です。
ビール好きの人は倉庫の中に入れてある化粧ケース入りが冷蔵庫に冷やしたもの以上に冷えたビールが味合えます。気を付けないと凍りますからビンビール等は裸では置いて置けない冷え方です。ですから冷蔵庫を1台倉庫の中に置き、飲み物が凍らないようにしています。外が寒いですから冷蔵庫も電気も余り必要ないかもしれません。
野菜もそのまま置いておくと凍りしなびてしまいます。大根も凍りスが入りますから使えません。新聞紙で巻くとか箱に入れるとか経験しながら対応します。寒いからかハエも余り見かけません。でも山の中に藪蚊は居ますから網戸は必用です。そうそうカメムシが居ますよー。でも有り難い事に嫌なゴキブリが居ませんが。 ( 続く )