
携帯電話に使われているリチュ−ム電池は、今までの電池の概念を変えないといけないような、電子回路で電池の温度や充電・放電を制御する構造になっています。
電池本来の働きをする部分をコントロールする電子回路が、あの小さなケースの中に電池と共に蜜閉して有るのです。ですから自動車のバツテリーのように水洗いも平気なものと違い水濡れは大敵でデリケートな作りになっています。
ところで、戦争映画で見る潜水艦は、船の中では水には強い種類に挙げられます。艦内の狭さは外から見る大きさと異なり、内部の居住区画と外側の海水を出し入れするタンク部との2重構造の為、大変外から見るのより狭いようです。居住空間の空気量で艦を水中に安定するように設計し、潜行する時は水を回りのタンクに入れ空気を抜き、浮上する時はエアータンクの圧搾空気を入れて水を出す事で浮上するという事ですが、自動車の感覚から考えると思う方向に動作するまでには大変時間が掛りそうです。
それでもエンジンでは水上で20ノツト以上(40km/h水中は1/3)程のスピード出ると言う事ですが、水中では電池が動力ですから充電の為浮上し、空気取り入れてエンジン回す時間も必要で、大変な環境での勤務です。潜水中は電池が命ですから電池の管理も大変だったと思います。(潜水艦は港に帰るまでお風呂は無い?)
昔、無線局の電力室で電池の比重測定や蒸留水の補液の作業が有りました。充電終期には鉛蓄電池から凄い水素と酸素に分解したガスが出て、目も開けておられなくなります。
何せ真空管のプレート電圧250Vで電池1個の電圧が2.1Vとすると120個程の量ですから大変です。今と違い色々な種類の電圧があり、それぞれ大小電池で構成されていましたから、稀硫酸で服はボロボロ、涙ポロポロです。
携帯電話では150年ほどの歴史の有る鉛蓄電池と異なり、10年にも満たないリチュウム電池が薄く軽く容量大と主役の位置を占めました。先に書きました潜水艦や電力室の電池がリチュウム電池ならどんなに良かつたか・・・、ハイブリッド自動車の電池も小型で容量が大きい事で使われて居るそうです。
種類は少ないですが水深1mまで大丈夫、水に浮かぶ携帯電話も販売されています。
これから冷たい雪降るアウトドアでの通話、又、どうしても雨の中での作業をされる方、1度は水濡れし使えなくした経験の有る人には夢のような携帯電話です。
この携帯電話で潜水艦の潜望鏡では有りませんが、海水浴場で誰にも出来ない水に潜りながらアンテナ出しての水中実況には相手の人は驚かれるでしょう。