村爺のちょっといいはなし

〔田舎住い11 、自然の楽しみ 〕

夜間には周りが山の地域では都会の明るさが遮られるので、見える空も違います。

月夜の美しさも周りが暗いだけに一際明るさも違います。月明かり、それ以外灯りの無い空間に見取れていると神秘な時間を過ごせます。仕事柄か、日頃衛星テレビや衛星電話でお世話に成る静止衛星が3万6千Kmに打ち上げれれて居るので身近にも感じます。

でもお月様はその10倍ほどの38万Kmほどの距離ですから人間の作る衛星から見ると何とか手の届く近さに感じます。お月様にテレビの中継所ができると2、5秒遅れの放送が見れます。こんな事を考えるのも余りに綺麗に天体が眺められるからですが、都会から来られると夜の星空を見て“へぇー空にはこんなに星があるんや”と驚かれます。回りが山で都会の明かりが遮断されているので星を見やすくしているのと、空気の綺麗さも有るのでしょう。

何気なく少し空を見て居ると流れ星も捜せ、美しい星を見れることで短い時間、地上のわずらしさを忘れさせてくれます。大昔の人も現在も、宇宙の時間から見れば今も殆ど変わり無い天空のショウに、不思議な思いが込み上げて来ます。簡単に宇宙に近づけるそんな環境に居れる事に何か得した思いがします。

 地球に生命が誕生して30何億年かとか・・・後10億年以内に地球が熱くなり生命が亡くなるそうだと何となく見ていたテレビで知りました。何万光年なんかの単位の光を見ていると、日頃の自分の生活や行動の時間が小さなものに思えます。地球で生活している環境と宇宙との単位が違う事に理解が出来ないし、宇宙の壮大さを思うと自分が60年 7 0年これで良しとして来た自分の生き方が頼りなく感じるのは私だけでしょうか。 

 空の美しさに見とれて居ると6月にもなると、近くの沢の湧き水から小川とも言えない水溜まりから蛍が生まれるのか飛び交います。梅雨の時期で少し蒸し暑い気候が彼らには活動の季節なのでしょう。以前は家の周りにまで飛んで来たのですが、やはり農薬が影響しているのか数は少なくなりました。

 夏も終わるお盆も過ぎ秋に成る頃にはトンボも飛んでいます。私の子供の頃はトンボは糸の両端に石を付けて放り上げればトンボに巻き付いて落ちて来たものでした。それこそ手で捕まえられるくらい鬼ヤンマと言うのでしょうか飛んでいました。赤とんぼはその辺色が変わるほど日向ボツコしています。トンボの目の前で指を回して捕まえてお尻を千切り麦わらを差し込んで飛ばしていました。今麦わらも有りません。すると成ればジュースパツクのストローですか・・・時代ですね。

 夏にはカブト虫が売られています。最近は外国産の形の違うクワガタなんかも人気だそうですが、何千円何万円とするそうです。こんなのは買う物だったかなーと、考え込んでしまいます。驚いた事にクワガタやカブト虫用の餌まで売られています。飼育する入れ物から中に入れる土として腐葉土、全部お金で揃います。私達はマクワ瓜やスイカの食べた後を餌としてましたが、今の虫はお腹を壊すそうです。昆虫迄はデリケートですねー。

子供の頃はその様な虫類は捕まえられました。今でも街灯の蛍光灯に飛んで来ますし電気が点いている2階の窓に大きな羽根の音を響かせて当たります。

今年は夏休みで孫が来るので捕まえて置く為、クヌギに蜂蜜塗り置いて置きました。夜中に見に行きますと木に喰らい付いて居ました。売られているような大きな物では有りませんが昔見たカブト虫です。何時の日かホームセンターで売られていた外国産の大クワガタやカブト虫が逃げて繁殖し、何千円何万円のカブト虫が飛んで来てくれるかも知れません。都会で熱帯の大ヘビやワニにカメ、ラツコが棲んでいるそうですから・・・。(続く)

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